資格の学校TAC(タック)の宅地建物取引士講座の評判は?

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本を読む女性

長所は?

不動産鑑定士のTACだからこその質の高さ

不動産鑑定士といえば、不動産資格の最高峰と言われる資格ですが、近年は受験生の減少に伴い予備校の寡占化が進んでいます。鑑定士のレベルになると独学はほぼ不可能なので予備校に通うのが通常なのですが、「不動産鑑定士といえばTAC」となるほどに独壇場となっているのが実態です。

そしてこれはTACで不動産鑑定士講座と宅建講座の両方を受けた人間にしかわからないことですが、TACの宅地建物取引士講座には、鑑定士出身の先生がたくさんいます。そのためテキストの記述や指導内容が正確であり、将来的に鑑定士受験に移行するときにスムーズに移行できるという大きなメリットが有ります。

鑑定士出身の講師が多いのは、その試験範囲が宅建の試験範囲をほぼすべてカバーしており、ある意味宅建の上位版となっているためです。

将来的に不動産鑑定士をめざすかどうかはともかくとしても、TACの宅建講座が非常に洗練されていることに変わりありません。せっかく利用範囲の広い資格を目指すのだから、本物の実力を身に着けたいという人にはおすすめと言えるでしょう。

全国展開されており通学が容易

夏休みの宿題を最後まで残すタイプのあなた!要注意です。安いからといって独学を選択すると、少しだけ手を付けて教材が放置される未来が目に見えます。

結局のところ、予備校に通学し、実際に対面して教えてもらうのが一番手っ取り早くて確実なんです。そこで多少の手間と費用を惜しんだことにより、かえって遠回りすることになるケースが多々有ります。

TACは大手資格予備校だけあってライブ講義が実施されている校舎が全国に複数あります。しかもどの校舎も駅から近いので容易に通学することができます。

講座の選択肢がたくさんある

いわゆる王道の「本科生」にもいろいろ種類があり、5万円台からでも受講することができます。また、答練や直前対策などのオプション講義が多数準備されています。

なお、宅建業従業者を対象とした5問免除の「登録講習」や、宅建試験合格者を対象とした「登録実務講習」も開講されています。

街並み

短所は?

独学よりは費用がかかってしまう

どうしても独学よりかは費用がかかってしまいます。ただ、司法書士の講座が40万円程度、税理士の講座が一科目だけで10万円程度することを考えれば、思ったほどは高くないと思われるかもしれません。

意外に”安い”理由は2つあると考えています。それは、①宅建の受講生が多いため、規模のメリットで安く提供できるという事情と、②宅建はあらゆる資格の登竜門的な位置づけであり、将来の他の資格の受講者を確保するという意味でも戦略的な講座であるからです。

また、独学のデメリットとして、クセのある本を使って独学していると、将来的に他の上位資格(特に鑑定士)に移行するときに後悔することになるかもしれません。なぜなら、用途地域による建築制限や開発許可の図表などは宅建のものがそのまま使えるというケースが、実は多いからなんです。

まとめ

入門資格である宅建に通学なんて・・・と思われるかもしれません。

しかしそれは大きな間違いです

どんな学問でも学び始めはもっとも苦しみや抵抗が強く、走りだすとあとは下り坂を転がるように案外簡単に学習が進んでいくものです。その”初動のつらさ”を自動的に乗り越えさせてくれる通学・通信講座というのは、実は一番近道となる選択だったりします。

とりわけ宅建業法や法令上の制限はほぼ全員が初学者であり、あなたが予備校を選択することにより他の受験生より一歩先んじることができるのです。

資格の学校TAC<宅建>各種コース開講

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